魔女のような尖った鼻、妖精みたいな尖った耳、恵比寿さんみたいな福耳…
表現にこだわる特殊メイクをする場合は、3Dペーストで先にパーツを作ります。
例えば鼻の場合、先に作った鼻パーツを3Dペーストで接着して境目を馴染ませます。完全に固まってから、お顔全体にファンデーションを塗ることで自然に仕上がります。
3Dペーストを付属のパレット上に出します。パレットのガイドを参考にして、A剤とB剤がおおよそ1:1(同量)になるように出します。
【ポイント!】A剤とB剤の量は1:1で使用します。 A剤とB剤の量が大きく違うと固まらないので気をつけましょう。
お顔の色に合わせた肌色をB剤に混ぜます。ファンデーションを使う場合、リキッドタイプとクリームタイプはそのまま、パウダリータイプは砕いて混ぜてください。
少しずつ様子を見ながら色を足して調節します。
A剤とB剤をよく混ぜ合わせます。ヘラをパレットに押し付けるように当て、練るようにしっかり混ぜます。
A剤とB剤が混ぜると固まり始めます。作業する場所の気温にもよりますが、作業時間の目安は3〜5分程度です。
用意した作業スペース上に3Dペーストを少量取り、作りたい大きさ・形の鼻パーツを作ります。
始めは柔らかく作りにくいですが、次第に固まり始めると造形しやすくなります。
【ポイント!】重ね塗りをする時は、塗ってから5分程度置いてから重ね塗りすると上手く出来ます。
パフを使い、ベビーパウダーを3Dペーストに馴染ませます。
指先やスポンジを使って表面を抑え、形を整えます。
【ポイント!】スポンジの表面をちぎってデコボコにすると、テクスチャーの表現力がUP!
鼻パーツが出来上がったら、裏面にハサミやカッターでくぼみを作ります。鼻に装着する為のくぼみになりますので、ご本人の鼻の大きさに合わせてくぼみを作ります。
鼻パーツを装着する接着剤にする為に、新しく3Dペーストを作ります。1:1の量でよく混ぜたら、パーツの裏面(または装着する方の鼻)に塗ります。
鼻パーツを鼻に装着して、5分そのまま手で押さえて待ちます。
パレットに残った3Dペーストを指先かスポンジに取り、鼻パーツと周囲の肌の境目をぼかすように馴染ませます。
仕上げにパフでベビーパウダーを塗り、テカリを抑えます。または、お肌の色に合ったファンデーションを塗ってお顔全体と馴染ませます。